読みもの

乾燥対策のすすめ

乾燥対策のすすめ

乾燥の影響

空気の乾燥は、身体にさまざまな影響を及ぼします。

①口や鼻の粘膜が乾燥し、風邪などの感染に対する防御機能が低下する。また体から蒸散(水蒸気として空気中に排出される現象)される水分量が増える為、暖房の温度だけ上げても暖かさを感じにくくなる。
②肌については保湿が大切と言われるように、水分量が10%以下になると、ドライスキンといって肌荒れや痒みの原因になる
③物の表面が乾き電気がより流れにくくなり、静電気が帯電しやすくなって、物を触るとビリビリっと不快な電撃を起こす。

お部屋の対策

それでは、すぐにできるお部屋の対策を考えてみます。

①加湿器を使用する。加湿器は部屋全体、机の周りの加湿など目的に沿って選ぶと良いです。
② ストーブを使用する。燃焼によって空気を温めると水蒸気が発生しますので、湿度を上げることができます。定期的な換気を忘れないようにしましょう。
③洗濯物やタオルを部屋干しする。部屋干しの臭いを防ぐ柔軟剤も多く出ているので、ぜひ利用してみてください。
④掃除の際に床を水拭きする。床の表面に残った水分で多少室内の湿度を上げる効果が期待できます。和室は固く絞った雑巾で畳を拭くなど、お掃除のついでにできる加湿の一つとしてやってみませんか。
⑤霧吹きで空気中に水分を加える。簡易的な方法ですが、霧吹きで細かい水分を室内に振りまいて湿度を高めることができます。ルームスプレーで精製水とエタノール、お好みの精油を入れて、消毒効果やリラックス効果など気分転換も楽しめます。

まとめ

他にもたくさんありますが、快適な湿度になるよう対策をしてみてはいかがでしょうか。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。