安全・安心して入浴するには
お風呂の特徴
在来工法、ユニットバス、ハーフユニットバスとお風呂の種類はいくつかありますが、ご自宅はどのタイプでしょうか。
それぞれの特徴を説明します。
まず、在来工法とはモルタルで仕上げる昔ながらの工法で、近年は減少傾向にあります。
メリットは円形の浴槽、タイル・ヒノキ・大理石等の仕上げにできるためお風呂のデザインにこだわりたい方には向いています。
デメリットは機能性に乏しいため手入れが大変なことと工事費が高くなることです。
続いてユニットバスですが、工場で作られた部材やパネル(床・壁・天井)などを現場に運び込み、組み立てる浴室のことで近年新築・リフォーム導入の際は主にユニットバスが一般的です。
メリットは掃除がしやすい、優れた気密・断熱性、段差のないバリアフリーデザイン、工期が短く済むです。特にリフォームの場合は工事期間中自宅のお風呂には入れませんから、工期が短いのはとてもメリットだと思います。
デメリットは規格サイズが設置スペースに収まらず小さいサイズになってしまう、設備の後付けなどが難しいことです。
最後にハーフユニットバスですが、ユニットバスの清掃性・断熱性をもって壁などはヒノキやタイルにすることが可能です。こちらは在来工法より工事費は抑えられるものの、ユニットバスに比べると高くなります。
安全・安心に入浴するには
入浴は免疫力がアップし、病気やケガの予防、改善に効果的です。 ゆっくり入浴する時間を持つことで、リラックスでき自律神経の副交感神経が優位になります。 また心身ともにゆったりとして、ストレス解消にも効果的です。色々なメリットがあるためなるべく毎日入りたいですよね。
ですが高齢者の死亡事故第一位は溺死です。悲しい家庭内事故を防ぐためには入浴環境を整えることが重要です。
溺死の原因はヒートショック(急激な温度差)も関係あると言われています。そのため
⓵脱衣場をあたためる
⓶心臓に遠い場所(足先など)から掛け湯する
⓷追い炊き機能は41℃以下の設定にする
⓸浴槽から出る際は手すりなどを使ってゆっくり出る
⓹同居者がいる場合声をかけて入浴する
などの対策をしてヒートショックを防ぎましょう。
特徴でも記載しましたが、ユニットバスは断熱性に優れていたり、滑りにくい床、浴槽のまたぎ高さが低かったりとバリアフリーデザインにされているため安全に入浴出来ます。
また山晴建設では、浴室の改修等の際にお風呂全体の保温力を高めるために、天井と壁にリフレクティックスという遮熱材を施工しています。
リフォーム・新築問わずお気軽にご相談ください。